講演会開催のご案内
 

第40回養賢科学技術講演会

 
日時   令和 7 年 12 月 13 日(土曜日)
  技術講演会 15:00 〜 18:00
  技術交流会 18:00 〜 20:00
会場  東京第一ホテル錦
 愛知県名古屋市中区錦3-18-20
 JR中央線・地下鉄東山線「栄駅」1番出口より徒歩約2分
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プログラム  15:00〜15:10 開会挨拶
                       特定非営利活動法人養賢科学技術研究所 理事長 成田 国朝
 15:10〜16:30 特別講演
題目: 斜面安定問題を考える =主として斜面安定解析法の歩みと実務設計における計算方法について=
講師: 特定非営利活動法人養賢科学技術研究所 副理事長
   愛知工業大学 工学部 社会基盤学科 特命教授 中村 吉男 先生
概要: 令和3年7月に熱海で起きた土砂災害を契機とし盛土規制法が制定され、盛土の滑動崩壊に関するリスク評価や予防対策がより重要視されることとなった。滑動崩壊の評価手法として設計業務や研究において日常的に用いられる斜面安定計算法は、1916年スウェーデンの岸壁で生じた斜面崩壊について、PettersonやHultinが円形すべり面を仮定して安定計算を行ったことに始まり、その後、Felleniusによりせん断強度に関する安全率による評価法(簡便分割法)が提案され、世界的に広く用いられるようになった。本講では、@斜面安定計算の枠組みと歴史、A慣用分割法による斜面安定解析法の歩み、B実務設計における計算方法の留意点について紹介し、斜面安定計算の意義について論及する。  
 16:30〜16:40 休憩 
 16:40〜18:00 技術講演
題目: 建設・防災現場における地盤計測監視技術の課題および人工衛星・DX技術利活用事例
講師: UGS -UTSUKI Geo Solution- 代表・CEO 宇津木 慎司 博士
 概要: 地盤が不安定な箇所における建設・防災現場などでは、地盤計測を実施して、施工の進捗や地震、豪雨などの自然現象に伴う変状の有無を確認することにより、安全や品質、工期を確保する必要がある。この地盤計測の実施にあたっては、地表面計測と地中計測とをバランスよく行うことが重要になるが、これらの計測で得られるデータは点でとらえられるため、広域の状況を評価しにくいことが指摘されていた。これに対し、上記した課題を整理するとともに、課題解決に向けて開発・実装されたBIM/CIM、ドローン、人工衛星(合成開口レイダー:SAR)などDX技術を利活用した事例を紹介する。
 18:00〜20:00 技術交流会 
CPD   土木学会認定CPDプログラム(JSCE25-1498)2.7単位
参加申込み  会員 :所定の申込用紙またはメールにてお知らせ下さい。
 非会員:お電話にてお知らせ下さい。 連絡先:0565-41-5211
参加費  特別講演会:会員・非会員 2,000円
 技術交流会:会員・非会員 8,000円 
主催  特定非営利活動法人養賢科学技術研究所
協賛  杜和会
 
 


































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養賢科学技術研究所
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FAX (0565) 48-6058
 
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